車内での灯油こぼれと日常作業 日曜日は色々なお問い合わせや作業で慌しくしており、ご来店されたお客様への対応も行き届かず、誠に申し訳ない有様・・・。
プリウス、シートのクリーニングのご依頼、座面の汚れ・シミの除去。
先日より作業させて頂いていた、アコード親水ガラスコーティング作業のお引渡し。
ドア周りのタッチアップ加修も上手く仕上がり、オーナー様にも何処を塗ったか、一見では判らないくらい。
今回は親水系のガラスコーティングを選んで頂き、磨きとコーティングの相乗効果で、新車以上の光沢と艶です。
久留米からお越しの、ホンダ アヴァンシア 希少車?ウチには初めて入るお車。
車内で灯油がこぼれてしまい、車内灯油クリーニングのお見積もりと作業のご依頼。
実際のお車の状況を、こちらのブログの画像にてご報告させていただきます。
後部座席のフロアーが主な汚染箇所ですが・・・でも相手は灯油なので。まずはシートを取り外し、フロアーカーペットを捲ってみます。
完全にフロアーカーペット裏地を突き抜けて灯油が染みてます。黒く見えるのは、フレームの防振ゴムが灯油で溶けてしまったものです。
フレームを剥き出しにして、何処に灯油が溜まっているのかを確認しますが、脳が灯油の臭気で溶けそうです。^^;
駐車場の傾きや運転中のGで、灯油はフレームや配線等の僅かな隙間を沿って、意外な所まで流れていきます。
フレームの窪みやダクトの裏側などに大量に流れて溜まっているので、放置すれば揮発して自然に臭わなくなる?とか言うのは、まずあり得ない状況です。
フレームの鉄板に貼り付けてある、防振用のゴムが溶け出し、黒いタール状に溜まってます。
ダクトの下を伝わって運転席下まで・・・。
灯油など、揮発が遅い有機系のモノは早めに除去しないと、素材を侵して最悪の場合は樹脂製の部品が溶けてしまう。
フロアーカーペットやボディーのフレームなどを、此処から特殊なケミカルや機材を用いて洗浄していきますが、内装のクリーニングの中でも、灯油と臭いの除去は最上級に手が掛かるものです。